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個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)のデメリット。掛け金の積み立てを辞めた場合は?

こんにちは。KaneLabo管理人のもちこです。

先日、今人気の個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)の申し込みをしてみました。

個人型確定拠出年金iDeCoとは?

加入者が自ら定めた掛け金を拠出・運用。原則60歳以降に、掛け金とその運用益の合計額を元に給付額が決定し、給付を受ける制度です。

国民年金基金連合会

iDecoとは、簡単に言うと個人で運用する年金のことです。

自身で掛け金を積み立てて運用し、60歳以降に受け取ることができるようになります。

なぜこれが人気なのかというと掛け金及び運用益、受け取り時の費用は税金が免除されるため節税効果が高いからです。

しかし、個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)にはデメリットもある。

そんなにお得なら入らない手はない、と思ったのですが、よくよく調べてみたら、色々とデメリットとなる側面もあったんです。

1)個人型確定拠出年金(iDeCo)は年収が低く所得税が低い人は節税効果も低い。

所得税は年収に応じてパーセンテージが変わってくるため、所得が多い人ほど効果が高くなってきます。逆に言えば所得のない専業主婦やアルバイトの人などには、節税効果が高くありません。

2)iDeCoにはさまざまな手数料が掛かってくる

個人型確定拠出年金iDeCoは「国民年金基金連合会」「事務委託金融機関」「運営管理機関」の3つの機関から成り立っており、それぞれに手数料が必要となります。以下は「マネックス証券」の例です。

  • 初期手数料:2,777円
  • 毎月の掛け金積み立て手数料:167円/月
  • 掛け金積み立てをストップした場合の手数料:64円/月

上記の他にも、投資信託を運営した場合には信託を管理・運営してもらうための費用が必要となります。(商品により異なる)

3)ライフプランの変更によりあまりメリットが無くなる場合も・・・

iDeCo(イデコ)は一部の例外を除き、基本的には60歳以降まで掛け金を下ろすことができません。たとえばライフプランが変わってお金が必要になったとしても、です。

また、出産等で仕事を辞めて夫の扶養に入る可能性がある場合にも注意が必要です。納めている税金が減ることになるのでほとんど節税のメリットが少なくなってしまうのです。

結婚して家庭があり、今後子供を持つ予定がある人は一度ライフプランを考慮した上で試算してみた方がよさそうです。

個人的には最低3年は正社員・フルタイムとして会社に勤めるつもりですが、例えば子供ができた場合には今現在と同じフルタイムで勤め続けることが難しくなる想定です。(主人はハードワークで周りに親戚もいないため、家事や育児はわたしメインになる想定)

そして専業主婦やパートタイムとして夫の扶養内で働くことになると、上記の様々な手数料により、結果的にプラスになる金額がかなり低くなるようです。

iDeCoで具体的にいくらお得になるのか?計算してみました。

課税所得910,000円の人が、月1万円(年間12万円)掛け金の支払った場合を想定して計算しました。あくまで参考程度にお考えください。

所得税の計算

○iDeCoを利用しない場合

910,000円×5%=45,490円

○iDeCoを利用した場合

910,000円ー120,000円=790,000円

670,000円×5%=39,500円

○節税になる金額

45,490円-39,500円=5,990円・・・a

復興特別所得税の計算(所得税額×2.1%)

○iDeCoを利用しない場合

45,490円×2.1%=955円

○iDeCoで利用した場合

39,500円×2.1%=829円

○節税になる金額

955円-829円=126円・・・b

住民税の計算

○iDeCoを利用しない場合

910,000円×10%=91,000円

○iDeCoで毎月2万円の積み立てを行なった場合

790,000円×10%=79,000円

○節税になる金額

91,000円-67,000円=24,000円・・・c

※上記は調整控除額を考慮していないため、実際の住民税とは差異が発生します。

節税額の合計

上記のa、b、cを合計して、年間の節税額は30,116円となります。

例えば30歳から初めて、30年間掛け金を支払い続けるとすると903,480円もの節税になります。大きな額ですよね!

しかしながら、問題なのはライフスタイルが変わった場合です。

例えば、あと3年で旦那さんの扶養に入り掛け金の支払いをストップするとします。すると手数料だけが60歳まで掛かることとなってしまうんです。

30歳から掛け金の積み立てをはじめて3年で辞めた場合を想定してみました。

3年間、月1万円の掛け金支払いを行い、その後は支払いをストップした場合の金額を試算してみました。想定は、前述の内容と同じく課税所得910,000円の人が、月1万円(年間12万円)掛け金の支払った場合とします。

まず、36万円の積み立てに対し、3年間で90,348円の節税になります。

  • 積み立て:1万円×12ヶ月×3年=36万円
  • 節税額:30,116円×3年=90,348

必要となる手数料は?

上記の掛け金には以下の様々な手数料が掛かってくることになります。

  • 初期手数料:2,777円・・・a
  • 3年間の口座管理手数料:167円/月×12ヶ月×3年=6,012円・・・b
  • 4年目から積み立てをストップした場合(運営指図者)の手数料:64円/月×12ヶ月×27年=20,736円・・・c

またiDecoには運用商品(投資信託)と元本保証型商品があり、運用商品を選んだ場合には商品毎の信託報酬率という手数料も必要です。

現時点で信託報酬0,11772%(年額・税込)で計算しても、360,000円×0,11772%=423円、423×30年=12,690円・・・d

※マネックス証券の手数料で計算。詳細はこちら

最終的な節税額は・・・・

上記手数料を合計するとa+b+c+d=42,215円になりました。

こちらを節税金額と相殺して、90,348円-42,215円=48,133円となるようです。

なおiDecoを運用商品で加入した場合には、元本保証はありませんので掛け金より多くなる可能性も少なくなる可能性もありますので注意してください。

上記の利回りは0.4456・・%になります。

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いかがでしたか?iDeCo、少し難しいですよね・・・

わたしも、理解するのに時間が掛かりました・・・(汗)

まずは源泉徴収票から、所得税の計算方法を調べるところから始めることをオススメします。